デートに使える女社長の東京グルメ日記 -89ページ目

【スペイン料理】 白金バル (白金台)

何を食べようかと考えるのがめんどくさくなると「あそこ行くかぁ」となる店がある。白金・首都高の高架下にあるスペイン料理店『バル』。高架下というスノッブな雰囲気と、店先に掲げられた孤高を保つスペイン国旗が風変わりなコントラスト。しばらく前に池田山に住んでいた時、フラフラと深夜の散歩中に見つけたお店だ。

タパスとはスペインのバル(居酒屋)のおつまみのこと。名の通り、小皿でサービスされる。小食だけど色々なものを食べたい・・・というよくばりな私には嬉しいサイズ。

スペインは豚料理が有名なので、この店でもスペインの豚肉がウリだ。5歳児の体重はあろうかという巨大な肉塊がカウンターにそびえたっている。イベリア半島原産のイベリコ種という豚の生ハムだ。どんぐりや木の根を食べて育った豚は獣の肉という生臭さがなく、木が香るように風味がいい。注文すると目の前で削り取ってくれる。口に含めば・・・甘く、クドくなく、薫り高い。あっという間にぺロリ。脂身が溶けるように美味しい。

ここのメインの三陸産のムール貝も大粒で食べ応えがある。さっぱりしているから、いくらでも食べてしまいそう。冬から牡蠣にハマっているけど、ムール貝もあっさりしていて好きだ。

頼んだ料理はそつなくどれも美味しい。ふと思い出して、ぶらっと立ち寄るお店だ。26時までの営業も嬉しい。カウンターで全部で20席。イカ墨のパエリアも美味いのでおすすめだが、平安時代でもビックリなすさまじいお歯黒になるので、気にならない人と食べるべし。


隣に座っていた人は付き合う前のデートカップルのようだった。
おもむろに男の人が
「おれ、マセラーティ乗ってるんだ」
と何気なさを装って言ったのに、女性は「ふーん」 と興味なさそうに流していた。

(リアクション薄っ・・・)

白金バル
 渋谷区恵比寿3-49-1
 http://www.liberty-feel.co.jp/baru/


【蕎麦】 まつや (神田)

やって来たのは神田にある「まつや」。東京の蕎麦通なら誰もが知ってる名店か。 店内のテーブルはほぼ満席。相席でギュウギュウになっていた。焼き鳥やいたわさをつまみに一人で熱燗を飲んでるおじさんたちと相席。のんびりと楽しむ様子が粋で良い。私は「大もり」を注文。蕎麦らしい蕎麦で、香りもそこそこ、歯ごたえもよし。あっという間に間食し、トロリと濃い蕎麦湯を「美味しいなぁ」と飲み干してサッと店を出ました。今度は時間があるときに来て、お酒でもクイっといきたいなぁ。

神田まつや 千代田区神田須田町1-13
 03-3251-1556

【甘味】 わかば (四ツ谷)

会社に遊びに来てくれたAぴさんが、わかばの鯛焼きを差し入れしてくれました。控えめな甘さで、何個でもいけそう!

■わかば
 新宿区若葉1-10 小沢ビル
 03-3351-4396