【寿司】 鮨文 (沼津) | デートに使える女社長の東京グルメ日記

【寿司】 鮨文 (沼津)

沼津に降り立った。車で渋谷インターから約2時間。
なんでそんなところにいるのかというと、寿司を食べるためである。

静岡県の沼津港の横には、新鮮な海鮮をたっぷり食べさせてくれるグルメ街がある。そこに構える寿司屋『鮨文』にぞっこんなのだ。

『鮨文』の握りは小ぶりでやわらかい。
大き目のネタと一緒にほおばると、口の中でふわりとシャリがほぐれる。中でも脂の乗った中トロとのバランスは格別。甘みのある脂がジュワっと広がる。
「大将、もうイッコ・・・」
ついつい追加してしまうマグロの美味さは、漁港の近くならでは。小食の私でも何個でもぺロリといける。

トロリと香ばしいタレがかかったアナゴの握りはバタークリームみたいな甘みと柔らかさ。アワビのお造りに添えられた肝のポン酢和えも美味。ホヤの酢の物も汁まで飲み干すほど。近海でとれるたっぷり生シラスは歯ごたえがたまらない。何を食べても、ここはさりげなく美味い。

また「醤油をつけないでね」と一言、バランの上に寿司をトンっと乗せてくれるネタは、下ごしらえがこれまた丁寧。いい仕事してます。

夜になると長蛇の列なので、15時など少し時間を外すのが○。多少値は張るが、カウンターでオススメを一つ一つ出してもらいながらじっくり味わいたい。

■鮨文(すしぶん)
 静岡県沼津市千本港町109
 0559-62-5651

 ※写真は伊豆で食べたアワビの踊り焼き。
  炙られてじたばたしてるところをぺロリ。美味~。
  最近、アワビばっかり食べてる・・・