【和食】 築地虎杖 魚河岸千両 （築地場外）

築地の中でもオシャレで営業時間の都合が良くって（けっこういつでも開いている）、使い出のよい 虎杖 の系列店。数日前はジャズが流れる寿司屋・「鮑」（予約しないと、人気で取れません）に閉店30分前に駆け込んで無理やりお寿司を摘んだので、今日は虎杖の魚河岸千両へ。

築地虎杖の「海鮮ひつまぶし」 は、昨2006年にフジテレビの「VVV6」という番組で、芸人オススメ日本一の海鮮丼として優勝したそう。おひつの海鮮丼を３回に分けて、違った調理の食べ方を推奨しています。

【一杯目】

桶に盛られた海鮮丼を、まずは普通の海鮮丼として茶碗によそう。二杯目のためにウニは少し避けておく。

十種類以上の魚介類が、さいの目状にカットされてゴロゴロと入っています。マグロ、エビ、アナゴ、ウニ、イクラ、サーモン、タコなど。子持ちコンブで歯ざわりに動きを持たせているのは粋です。

わさび醤油を桶に回しがけして、まずははノーマルな出だし。

【二杯目】

続いて二杯目は避けたウニと一緒に、椎茸とかんぴょうとレンコンを甘く煮たものをしゃもじでよくこねます。

ちょっと多すぎかと思うくらいコネると美味しいそうだ。見事バラちらしのできあがり。

橙色に染まったご飯は、口に入れるとふわんっとウニの濃厚な甘さが広がって美味しい！

レンコンの歯ごたえがシャクシャクとアクセントになり、私はこの食べ方が一番気に入りました。

【三杯目】

最後の三杯目は、先ほどのバラちらしに熱いかつおだしを掛けてさらさらと頂く。

お茶漬け感覚なので、三杯目も女性でも軽くいけます。

１つで三度美味しい。築地のお土産話として食べて帰っても満足の名物です。

お値段は1,800円也。ランチタイムはもっとも良く出るメニューのようです。

三度美味しい海鮮ひつまぶし。話のネタにもなって、さらにオイシイ。

歳末の築地の買出しはちょっとしたテーマパークよりも楽しい。

変わったデートの合間に寄ってみてはどうでしょう。

■魚河岸千両 （寿司 / 築地市場）
　★★★★☆ 3.5

　東京都中央区築地4-10-14

　桶泉ビル1F
　月～金　11:00～14:30、17:00～22:30
　土・日・祝　9:30～21:00（土曜日は22：30まで）