【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO) | デートに使える女社長の東京グルメ日記

【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)

【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


カリフォルニア・カルトワインの最高峰と言われるハーランエステートのプロジェクト・The Napa Valley Reserve 。ワイン好きのオーナーたちが集まるゴルフクラブのようなアソシエーションだという。会員しか入れないというそのワイナリーへ、Silicon Valley Bank の方々のご紹介で特別に入れていただいた。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


会員になると、ワイナリーを分譲のようにして自分で持ち、オリジナル銘柄のワインを作れるのだ。また、オーナーはワインの製造工程を実体験し、ワインに対する知識を実地で深めることができる。他にも、会員のみが参加できるイベントや割引特典なども。醸造されたワインは、上限3樽まで 45ドル/本 で購入可能。ハーランの元で作られるという、贅沢なオリジナル銘柄のワインが自分のブランドで!


気になる予算は入会金10万ドルを始め、年会費をなどいれると約1800万円くらいから(ボトリング以降のかかるコストは抜いて)。会員同士のネットワーキングも含めて考えると、良いのかもしれない。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


ワイナリーの製造ラインを見せてもらった。流れていくカベルネ。ベルトコンベアに乗る前のものを、いくつかつまんで食べる。粒は小さいが、甘みがしっかりしていて美味しい。その後、この貴重なワイナリーでフレッシュなランチを振舞っていただいた。もちろん、冷たくてキリリと締まった白ワインや赤ワインも。


SFO


天井の高さは5メートルはあるだろうダイニング。そこに似つかわしい大きなテーブルは、白さが眩しいテーブルクロスで覆われていたが、さらに隙間が見えないほど料理の大皿で埋められていた。自家製の野菜のサラダ。色とりどりの野菜・・・例えばインゲン、ズッキーニ、パプリカだとか。ハーブでグリルしたチキン。たっぷりのテンダーローイン・ビーフ。・・・・どれも格別だ。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)

昼間からすっかり気分がよくなってしまい、デザートプレートとワイングラスを持って庭へ。暖かな日差しの午後、美しく刈り込まれた芝生をソファーから眺めながらワインを飲んだ。風はほどよく涼しく、髪をやわらかく撫でる。前日の夜遊び(Fluid )もあって、トロトロと睡魔が襲ってくる。「ずっとここに居たい。」何度も何度も呟いて、そこに暮らす自分を想像してみたりした。



曜日や日付の感覚は無くしていて、止まったように現実の感のない時間。ソファーに埋もれて、眼下に広がるブドウ畑やハーブガーデンに想いを馳せる。まさに天国のようだった。この後、もうふたつワイナリーに行く予定にもかかわらず、既に酔ってしまったようだった。ワインに。気候に。旅の友に。おかしなもので、それでもいいって気にさせるんだ、Napa Valley は。


■The Napa Valley Reserve